当施設さざなみは平成5年9月、鈴木病院に併設されました。
世界一の長寿国になった日本は、老人医療費を適正化するため老人病院・老人保健施設をつくり、平成12年4月、介護保険法で介護老人保健施設になりました。
「利用者の生活自立を支援し、家庭復帰を果たすこと」と、「明るく家庭的雰囲気を持ち、地域・家庭との結びつきを目指すこと」を理念とし、「総合的ケアーサービス施設」「家庭復帰施設」「在宅支援施設」「地域に開かれた施設」としてその役割と機能を果たし、利用者・家族・社会ニーズに応えるよう、日々努力をしています。
この理念と目標を達成するため、施設では安定した慢性疾患の治療、介護・介助と、リハビリテーションを活用した介護予防で、家庭復帰を目指しています。
施設では介護者の疲労や、冠婚葬祭、余儀ない旅行などの際、ショートステイを引き受け、また在住介護やリハビリテーションが必要な方に、家庭から施設に送迎する昼間のデイケアを実施しています。
介護や施設利用については、相談員(精神保健福祉士・社会福祉士)が随時ご説明いたします。
施設利用の際は利用開始時とほぼ3ヶ月毎に、判定会議を開いてサービスの適正な判断を行います。これは全職種の職員が今後の治療・療養の方針や回復度を総合的に判断し、状態に応じたケアプランを作ります。
現在は全職種のスタッフがチームで、医療・看護・介護やリハビリテーションを行う時代です。
介護保険は病弱な高齢者を、地域の方々が互いに協力して、在宅で家庭生活を送れるよう、介護・介助することを目的にしています。 |